B:「お前も参加しようZE!!」
A:「おい、いきなりだなー。何にだよ?」
B:「いやー、自己啓発セミナーってのがあってさー。これが良いのよ。是非お前にも参加してほしくってさー。」
A:「なになに?自己啓発セミナー?何なのよそれ?」
B:「まじで人生観変わるって。すげーんだって。」
A:「おいおいあわてんなよ。人生観が変わるー?どのくらい変わるのよ?」
B:「天地真理くらい。」
A:「いくらなんでも変わりすぎだろ。しかもあれはかなりの年月を費やしての結果だろーが。」
B:「とにかくそのくらい変わるのよー。興味持って来たでしょ?」
A:「うーん。イマイチ意味が分からない。実際そのセミナーではどういうことやんのよ?」
B:「そうか、そういうのが分からないと不安だもんな。じゃあ俺が講師役やってやるよ。」
A:「おー、それなら分かりやすいな。やってみてくれよ。」
B:「じゃあお前はバックコーラスな。」
A:「いらねーだろ!?そんなセミナー聞いたことねーよ。普通に受講生役やらせろ。」
B:「あー分かった分かった。じゃあ始めるよ。・・・・・はい、こんにちは。今日はですね、弱者の気持ちになりきってそこから這い上がっていく為のイメージトレーニングを行おうと思いまーす。」
A:「へー、そんなことすんのかー。」
B:「そこで今回はみなさんにはある動物になった状況を想像してもらいます。その動物とは豚です。あまり美しい動物とはいえませんね。おまけに臭い。」
A:「まあそうですね。」
B:「そんな豚になったつもりでこれからの話を聞いてください。・・・・・あなたには赤ちゃん豚がいます。毎日毎日子育てに追われて大変ですが、まあかわいいベイビーの為に日々頑張っています。」
A:「子供がいる設定ね。」
B:「しかし頑張っている日々とは裏腹に、一家には悲劇が起こります。ある日赤ちゃんが狼に誘拐されてしまうのです。」
A:「うわーキツイなー」
B:「あなたは必至に追いかけます。豚は足が速くありませんがそこは赤ちゃんの為、必至に追いかけます。しかし行き着いた先には狼達の群れがあったのです!これはやばい・・このままでは狼達に襲われてしまう・・・さあ、そこであなたはどのような行動を取りますか?はい、あなた。」
A:「えー、これは難しいですねー。うーん・・・・とりあえず周りを見回して助けを求めるかなー。」
B:「そーやって回りに助けばっかり求めて自分で何とかしようとしないから、いつまで経っても立派な特命係長になれないんです!」
A:「目指してませんから!」
B:「こういうときでも自分で何とかする力を身につけないと駄目です!」
A:「そんなこと言われても正解が分からないですよー。」
B:「正解は、ゴンドラに乗って狼の持っている風船めがけて矢を放つ、です!」
A:「はぁ!?」
B:「そして時々肉を投げます。」
A:「おまえ、それ「プーヤン」だろ!?なぁ?「プーヤン」だろ!?」
B:「肉は貫通しますからね。」
A:「そんなこと全然関係ねーよ!」
B:「以上で今日のセミナーは終わりでーす。」
A:「こんなもんで人生観変わる訳ないだろうが!」
B:「まあ参加したくなったらいつでも言ってくれよ。」
A:「絶対参加しねーよ!」
![]() |
|
|||||


